９月からいよいよ入場制限の入る西大台ヶ原。ニャアは、ずぅぅぅっと気になっていた事がある。最初にツアーで行った（２００５．０５．２６．木）時にも少し気になってはいたが、二度目の2006.07.01.土・山旅学校で、展望台へ寄ったとき、「小処温泉へ３時間半」という標識をまじまじと見て以来・・気になって・・気になって・・
昨年、ツアーを発見し、すぐに電話したが、すでに満員状態。今年は出ないのか？と気が気ではなかったが・・出た！・・奈良交通バスハイクに出た！！（いつも参加するフリーハイクとは違う）
早々と申しこみ、楽しみに待つ！待つ！・・待ってましたの８月２７日（月）・・パートも年休をとり待っていた甲斐があって快晴！・・山沿い雷予報も出たが、どんなに大雨・落雷の多発地帯だといっても、気圧配置から大丈夫だろうと安心して出かける。
集合時間は８：３０なのだが、初めての場所なのでバスを一本早いので出かけたら（家は６時に出る）、乗り継ぎのロスもなく、無事、着いた！ホっと安心・・でも・・まだバスもいなければ係の人もいない・・ちょうど石でできた椅子が木陰になっていたので座ってくつろぐ。
全部で３台出るという。小型バスなので６２人。ニャアの乗ったバスは１号車で、全員が桜井駅集合だった。他のバスは、あちこちで拾ってもらっているらしい。
最前列！通路側。結構便利な席だった。わりと余裕があってザックを足もとに置いても狭さを感じなかった。隣の方は三重県・津からの参加と言うことでニャアに負けず劣らずの遠さ。常連のようだ。
添乗員の方が「大阪からも参加してくれています」とおっしゃったので、結構有名人？に・・
途中、トイレ休憩は、いつもの「杉の湯」
どの辺りだったか・・一ヶ月前に参加した奈良交通フリーハイクの御船の滝への分岐が見えた。
「もうそろそろこの辺かな？」・・と・・景色で覚えているので目をこらしていたら、すぐに分岐の橋が見えた。あ〜また〜あの地図にない道を歩きたいなあ・・怖い橋がいくつもあるけど・・
９月に向けて、ここにもゲートを造る工事中だ。あちこちで最終工事に入っているのだろう。
準備をすませて出発だが・・面白い事に・・
「はい〜！元気でイラチな人は前に来て下さい！。元気でゆっくり歩きたい人は後ろに行って下さい！」
今日は最初からイラチな人が前に行くので安心して歩ける！おまけにゴールが温泉なので時間差ができて実に合理的だ！
１０：４７ スタート！
歩き出しても汗もかかない。少し汗ばむだけだ。風がヒンヤ〜リと気持ちいい！さすが！１５００ｍ！
１１：１８ 開拓分岐
１１：２５ 展望台への分岐。写真は少し登かけて振り返ったところ。
時間のメモだけ残します〜ちなみに・・日記は・・コチラを・・
クリックして下さいわ！去年だけで３回行ってる！その前に１回・今回と・・３年間で５回かあ・・
今日は立ち寄らないようなので写真だけ写していると、後を歩いている方が声をかけてくれる。
「珍しい樹ですね〜！」
「はい〜結構有名な樹なんですよ〜！」
話しかけて下さった方と大蛇ぐらの見える場所へ行って、木陰を探し、一緒に昼食をとった。
今日はニャアの苦手な下り一辺倒・・１５００ｍくらいから５００ｍまでをひたすら・・下っていく。ここへの展望台までが唯一の登りだな・・時間があるので・・お花を探そうかと思ったが・・どんどん登ってくるし、ここは下草がないので・・諦めた。
９月からの制限のためか、いつもはひっそりしてりる西大台が賑やかだ。しかろ途中、３組くらい慣れないハイキングといった風体で、肩で息しながら簡単な地図を広げて「今、どこかなあ？」と覗いている・・今日は快晴なので霧も出ないだろうが・・毎年何人も捜索隊が出るほどなのだ。先日も２組行方が分からないと連絡があったそうで、１組は見つかったが１組は未だに行方が分からないそうだ。
先月の終わりにも行方不明者が出たと聞いた。その方も未だ見つかっていないという・・
大丈夫かなあ？
中には我々についてこようとした数人があったようで
「私達は小処温泉まで下りるからダメですよ。他の方に頼んで下さい」
・・という声も聞こえた・・大丈夫かなあ？・・
９月からの制限後は・・無断で入ると６ヶ月以下の懲役、または５０万以下の罰金。
下りばっかりでもいいや〜気になってた道が姿を見せてくれるど〜〜！
何の変哲もない峠。左手足もとにチョコンと置いてある
・・ほとんどの人が見逃したんじゃあないかな？まあ〜道は一本なので見逃しても困ることはないが・・
この辺りから道は少し変化する。
そして・・崖崩れのため本当に細くなった所が何カ所か・・足を踏み外しても滑り落ちるだけでケガもないだろうが・・どうやってはい上がるかな？蟻地獄みたいやで〜滑って滑って〜やろな〜
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１２：３３ こういう崩れた場所はさすがに渋滞 下の方まで入らないのが残念。 結構、深い谷になってる でも〜全然怖くなくなったなあ〜 一年前まででもまだ怖がってたような気がする・・ 山は慣れだな・・ウン・・ そうして次第に高い山へ向かうのかな？ おばあちゃんと一緒に参加していた小学校５年の子が足をねじったようだ。 添乗員さんがテーピングしている。 |
程なくして、さっきの小学生が元気に普通に歩いてきた。みんなに感心され、励まされている。
頑張れよ！！
ツアーはどこでもそうだな〜ま〜しゃ〜ないな〜温泉付きやしな〜
ん？標識には・・「小処温泉・木和田→」って・・木和田・・？・・え？また気になる文字が・・今日は納得して満足して帰られるはずだけど・・木和田って・・また宿題が・・？・・
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１３：３５ ここはまだ道ができていないらしい・・ 崩れた崖に・・下は深いなあ・・ハシゴ・・分かる？たるんでる・・３人までだって・・後から 「ワシは２人分やで〜！」と・・笑！ 下が見えてるし〜でも〜一ヶ月前の御船の滝で、こんなのは幾つもあったんで慣れちゃってる・・ すごいなあ〜あんなに恐がりなのに〜・・ 慣れって怖いなあ〜 でも勿論！慎重に慎重に・・ |
ほんでもって・・暑い！・・少々蒸し暑くなってきた・・そして・・単調な下り（ニャアの苦手な・・）に飽きてしまった頃・・
そして・・木々の向こうに山が見える・・なんていう山だろう？行者還？・・う〜〜ん〜〜誰か教えておくれ〜
| １４：０１ すぐにスタート  |
この辺りは サルがよく・・  |
１４：０５ ええ景色やのぉ〜  |
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困ったなあ・・また宿題ができた・・
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１４：０７ ガレ場や〜〜っていっても・・ここだけなんやけどね・・ 崩れたのかなあ？岩が粉々になったんかなあ？ |
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１４：０８ 急な下り・・小石でできてる急な坂・・ 滑りそう・・滑りそう・・ほらっ！滑った！（ニャアが） |
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でもすぐに・・こんな道に・・ どうやら、この辺りはこういう作業道みたいな整備された所が続いている。 向こうへは続いていないと聞いた。さっき、ハデに崩れた箇所があったので、道がなくなったのかも知れない。そこまではつながっているようだ。 崖崩れの多い紀伊半島。しょっちゅう山の形が変わっていくのかも知れない。 |
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１４：１１ ここから写真では分からないが道は二手に分かれる。右へ少し下るようになっている道と。左の山の中へ登っていく道だ。もちろん！左っ！少々不気味な左っ！ | ||
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１４：１５ ここから杉木立の中へ・・ | ||
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１４：３７ また・・林道に合流 | ||
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１４：４２ 暫く行くと添乗員さんが「こっちを入って下さい〜！」 いなかったらそのまま道路を行っただろうな〜でも〜道路でも行けるんじゃあないんですか〜？ 「さあ〜分かりません」・・はいはい・・行けばいいんでしょ・・ |
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今度は、こんな道が続く・・ | ||
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１４：５８ わあ〜い！ゴォ〜ル！温泉じゃあ〜！ |
| 小処温泉！秘境の中にたたずむ温泉。 露天風呂からは渓谷が見える・・というか・・すぐ下に流れている。 ここで１６：００出発を告げられ、急いで・・でも・・当然・・混み合って・・お湯はぬるいのでいくらでも入っていられる。え〜気分で時間いっぱい過ごす。 予定通り１６：００出発 |
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それまで最後尾から追っていた１号車。トイレ休憩にしろ、スタート地点到着にしろ、一番最後・・でも！今回は一緒になだれ込んで・・一番トイレに近いところに停まった・・わあ〜い！トップだあ！
そして・・むふふふふふふ・・急いだのにはワケがある！！ここには簡単な食事ができるところがあるのだっ！！「山菜うどん！」・・４００円・・
結構うどんは美味しかった。冷凍うどんだ。しかも・・もちもちしていて讃岐うどんに似ている！
外に置かれたテーブルに陣取って・・フト見ると・・「探しています」のチラシが・・大台ヶ原に行って行方がわかりません・・先月の終わりだっ！！聞いてた人かも？
・・うどんでは・・あっという間に、消化・吸収してしまい・・カレーにすれば良かった・・と・・反省・・
次はカレーだっ！！
２１：００ 家に着く・・原を空かせた牛と鳥が待っていた・・ごめんね〜遅くなって〜腹減っただろ？さあ〜お食べ！・・と・・エサを与え・・今日も最高の一日が過ぎ去っていった・・