裏山徘徊 侵略者達 2011.05.02.月
10:30 |
まあ〜・・・激しい黄砂・・・光化学スモッグ・・・ これを侵略者と呼ばずして何をそう呼ぶのだろう? 新緑の木立の中から垣間見える空は、それでもまだ青さが残っているが、下界を覆う凄まじいまでの毒物攻撃には鳥肌が立つ・・・ よ〜こんな日に出かけるなあ〜と・・自分でも感心する |
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第三展望台、少し手前の所のギンリョウソウ、今日も美しく咲いててくれました♪ 一本、倒れてます・・自転車が乗り上げたような形跡もあります・・ 枯れ枝で囲ってはいますが、分かりにくいでしょうし・・ ここのは自然観察路4号のと比べて大きいし太いです。 写真を撮っていると「容量不足です」と表示が出てしまい、最初のを削除中に・・ 「春蘭が咲いてますねえ。これ春蘭でしょ?」 「いいえ〜ギンリョウソウっていうんですよ」 「いえ、春蘭ですよ」 「そうなんですか?(面倒になった。削除中だし)」 「・・・春蘭じゃあないんですか?」 「普通はギンリョウソウっていいますよ」 「妙見山では春蘭がたくさん咲いてますよ」 「・・・(どっちが咲いているのか想像できない)・・・」 「やっぱりボクの勘違いかも?春蘭じゃあないんですね。ギンリョウソウなんですね」 「はい。」 「でも、妙見山は春蘭が群生してるんですよ。見てきたから間違いないですよ」 「コレですか?それとも葉っぱがありましたか?」 「え〜と・・」 なんて話しかけられ、返事してたら・・・全部・・全部・・削除してしまった・・・ カメラが侵略された・・ |
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11:33 | しらみ地蔵様と抹茶オーレを楽しむ? | ||||||||||
キノコが落ちてた! もう〜そんな季節だっけ? |
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12:24 |
久しぶりに・・皆さんに会いたくてビジターセンターまで足を伸ばした
杖を拾いに降三世道へいくつもりだったが、ふと・・足を向けた 着いてみると先客が居たので先に庭の方を見て歩く事にした。 |
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昼食もゆっくり食べられないビジターセンターの方々、次から次へとグループがやってきて質問攻め。隣で一緒に説明を聞くことにした。 顔なじみの方は今日は休みのようだ。残念。 すると・・ 「今月中なら我々がいますので、何でも聞いて下さい」 え?・・皆一同・・「どういうことですか?」 今月末で・・・全員解雇というショッキングな事実を聞き・・・目眩がした 今後は建物の管理のみかも?
先月・・・4月、突然・・全員解雇の旨を告げられたそうだ
先日、入札によって権利を得た管理会社が下見に来たそうだが、
一切の質問も後継ぎもなく、見ただけで帰ったという・・・ 貴重な資料などには目もくれなかったという・・・ 箕面の山の全てを熟知し、
「今、どこどこに○○が咲いてますよ」
「どこどこで△△の鳥が巣作りしていますよ」
などなど・・歩き回って得た情報を常に提供し続けて下さっていた方々・・
子供好きで、木の枝や松ぼっくり、葉っぱなどで色んな物を作る講習会を開催し、植物観察会、キノコ観察会・・・
道が分からなくなって駆け込んだ方々に、丁寧に案内して下さっていたっけ・・
それら全てが・・・なくなってしまう・・・かもしれない・・・
建物の管理だけしたって何の意味もない
そんなのはビジターセンターではない。
彼らほど、箕面の山に精通した人が赴任するとは思えない
府は・・いずれツブしたいのだろう・・
自然観察路も大阪府の管理から箕面市に変わるそうだ
トップが入れ替わり、それを取り巻く人々が代わり・・
英語力の達者なエリート校には年間5億余分に出しても
底辺?の定時制高校や
こんな小さなビジターセンターには金を出したくないのだろう。
ビジターセンターにまで侵略者の魔の手が・・ 「これも時代の移り変わりですよ」と、寂しく・・・
帰りの道々・・・涙がこみあげて止まらなかった・・・
権力を欲しがるヤツらの気持ちが分かる気がした・・ 今・・権力が欲しい・・
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「おまえ・・裏山が変わってしまったらポックリ逝ってしまうんじゃないか?」 「そうなったら奈良の山の中へ引っ越すわ〜」 |
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