オオヤマレンゲに会いにいく
2008.07.12〜13
西口〜弥山〜八経ケ岳〜弥山(泊)
弥山〜狼平〜栃尾辻〜役場

地図
ヌプリ・ツアー
mityann・こっこさん
こげぱんさん・みけ


7月12日(土)
今回は少々贅沢なコースだ。オオヤマレンゲ目一杯コース

まず・・下山地の天川役場へ車を置き、タクシーで行者還トンネル西口へ。
タクシー代は7〜8000円か?忘れちゃった〜

タクシーの運転手さん、めちゃんこ色々な話をしてくれる。

前鬼で待っていたらパンツいっちょうの血だらけの男性が・・
「すみませんが、どこか服と靴の買える所へ・・」
ヒルだらけになってしまい、服は血で真っ赤に染まり・・靴にも侵入され・・
10:43 トンネル西口到着。

各自、準備を整え・・いざ!
mityannもこっこさんも弥山・八経ケ岳は初めて。こげぱんさんは八経ケ岳が初めて。
私は3回目。とはいえ今日は弥山小屋に泊まるので初体験を前に少々緊張気味。

弥山・八経ケ岳と登り、小屋泊まりなので時間はたっぷりある。
こっこさん、ダブルストック!
普段ストックは持っていくことはないが、今回は深い山を小屋泊まりという事で用意。
12:09 奥駈道出会 左へ行けば行者還・右へ行けば弥山。
ここで昼食。大好きな場所。

今日は下界は炎天下。予報では熱中症に注意しろと、しきりに呼びかけていた。我々も水分を余分に持って行った。ヌプリさんが「どんどん飲んで下さいよ」と声をかける。
しかし・・「それにしても涼しいですねえ」・・風が冷たく立ち止まれば汗が一気にひく。なんとも気持ちよく、爽やか。


12:49 石休ノ宿跡 1560m

12:51 
稲村ケ岳と、
たんこぶのような大日山が見える。
12:58 ここからしばらく見事な苔を堪能できる。
13:04 弁天の森 1600m

13:13 キジだ!オスのキジだ!
13:45 休憩していると私のそばに飛んできて離れない。近くを飛び回っている。よく見たらアサギマダラだ!
13:57 稲村ケ岳と一緒に進んでいるような気がする。
14:02 聖宝ノ宿跡。理源大師像
百貝岳から法螺貝を吹き、大峯からヘビを追い払ったと言われる。







14:32 大普賢が見えてくる。写真は14:48のもの。

14:55 見晴らしの良い所で、プチ休憩


カニコウモリ
・・だっけ?・・
どの辺りだったか忘れたが・・今日は素晴らしい出会いがあってメチャ興奮!

今日は天川村のエコで弥山・八経ケ岳が予定されていた。ヌプリさんにツアーを頼まなければ当然私は申しこんでいた。出会うとは思っていたが・・
「あ!」・・と・・私は小さく驚いた!見知った顔が!
「あっ!」・・なんと私を覚えていて下さった!
「こんにちは!」
「こんにちは!今日はエコの仕事で・・」
「はい。友達と予定を組まなかったら申しこんでました。またお世話になりますから宜しくお願いします!」
参加者の中にも見知った顔があって、あちらも覚えて下さっているのか会釈して下さる。東京からの単身赴任の方は見えなかった。残念。

また少し上ると・・「ああっ!」・・今度は大声をあげてしまった!

稲村ケ岳で知り合った、天狗さんだ!しかも、こげぱんさんとも出会えたキッカケをつくってくれた天狗さんだ!

「わあ〜!久しぶり〜!」
彼女はイベントで知り合った方を誘っての登山だそうだ。

今日は感動の一日だなあ!
15:19 弥山到着!・・あれ?・・あれっ!サンケイの添乗員さんだ!

・・と・・メチャ、御褒美をもらいながら弥山にたどり着く。

小休憩の後、八経ケ岳に向かう。さあ!二年越しのオオヤマレンゲだ!
15:38 頂仙岳を遙拝する場所。

オオヤマレンゲに逢うには
鹿よけのゲートを入る・・
オオヤマレンゲ
蕾も可愛い
洞川温泉の入り口にある
オオヤマレンゲと比較して

・・だいぶ小振りやなあ・・

山の上は小さくなるのか?
サンカヨウの実
カラマツソウ
16:00 八経ケ岳頂上 1915m

オオヤマレンゲはちょうど見頃!蕾もあれば満開状態もあるし、最高の状態だった。
16:35 弥山小屋に入る。

小屋の説明を受け、着替えをし、夕食までの時間をまったりと過ごす。部屋はキレイ!布団もフカフカ!掃除が行き届いて気持ちが良い!

行者さんが30人泊まるという。みなさん朝4時には出発とのことで、少々不安。眠れるかな?
17:08 夕食。

食事は質素だが味付けが良かった。さといもとイカの煮物や焼き魚、味がとってもよかった。だれか要らない人いないかな・・?・・食べてあげるのに・・

ごはんも甘みがあって美味しくて、てんこもりのオカワリをした。
17:51 天川辨財天様の奥の院へ詣でる。

こげぱんさん、この後、テント泊の方と仲良くなって色々と情報を得る。
19:45に歯磨きしている姿を見かけるまで、ずっと話していたそうな。
20:00 消灯と言われていたが、もっと遅くまで電気は明々とついていた。

我々は遅出という事で、上の段に寝ていた。

なかなか寝付く事ができない。ほとんど眠れないまま日が変わる・・いつもの事だ・・
一時半かあ・・(この後、少しウトウト)

突然!ぱあっっと灯りがつく!私は上の段の通路側に寝ていたので、蛍光灯が目の前だ!なんだあ〜?何事?・・何時や?
02:00 行者さん達の起床時間だった・・ひええええ・・

暫くは我慢していたけど・・我慢しきれず・・部屋の電気のスイッチを切りに下りる。まだ下の段でノロノロと用意している人が居た。
「すみませんが、手元にスイッチがあるので、それをつけて下さい」
といって切った。

暗くなったので用意が早まり、少し静かになったと思ったら廊下で大きな話し声がする。ドタバタ賑やかだ。一般の泊まり客の事などどうでもいいみたいだ。
仕方がないので・・まだ荷物が部屋にあったが・・構わずドアを閉めた。少しだけでも静かになった。お酒も呑むし、心配りもないし・・そういう行はしないんだな・・

4:00 出発してくれたのか本当に静かになった。

さて・・5時起床だ。6時が朝食だからな・・眠れるかな?

何とかウトウトしていると・・mityannが起きた。トイレかな〜?と思いながら・・そこからやっと、ぐっと眠れたようだ。

5:00 ん?・・音がする・・これはヌプリさんかな?

昨日、寝る前に「目覚ましをしなくても5時に起こしてあげる」と言ってたmityannがいない・・みんな起き始めて外へお日様を見に行こうというのに、帰ってこない。
外へ出てみると、一人でご来光を拝んでいた

「わ〜!うそつき〜!5時に起こしてやるっていったのは誰だ〜!一人で楽しむなんて!裏切り者〜!」・・と・・イジメて楽しんだ。
すでに日は高くなっていたが、朝もやの中、幻想的な景色に感動した。

こげぱんさんが、テント泊の方と話している。日の出前に八経ケ岳へ登ってご来光を眺めたんだそうだ。雲海の中、素晴らしい景色だったそうだ!
5:54 朝食。質素でおかずも少ないが、ごはんは美味しい!またまたオカワリして2杯半をぺろりとたいらげる。

昨日、女性一人で泊まった方は、我々と同じく役場の方へ下るようだ。八経ケ岳はまだだそうで、我々より先に出発した。

今日も明日も行者さんの予約が詰まっているという。すごいな・・
さて・・腹一杯になったので・・そろそろ出発の支度を・・

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