奈良・大峯・弥山〜八経ケ岳  2007.7.1.日

オオヤマレンゲやぁ〜い!





今年6月2日に参加したイベントで、最後に洞川温泉の入り口に咲いていた「オオヤマレンゲ」が気になって仕方がない!群生しているのを見たいっ!!・・日帰りのツアーはシンドイけど・・旅行社のパンフレットで見つけたので電話するが・・満員だそうだ。仕方がないのでキャンセル待ちを頼む。

もうダメだなあ〜と諦めていたら・・電話が!・・わあ〜い!わあ〜い!ラッキー!

梅雨の合間を縫っての実施となって心は弾む!

6:50 梅田集合!早っ!今日は日曜なのでバスは6:20が始発だ。しゃ〜ないんでタクシーを予約(5:40)・・初めての集合場所なので、早めに出たから30分も早く着いた。

もうひとつの集合場所・天王寺に立ち寄り、合流する・・私の隣の方が乗ってきた・・
「あれ?どこかでお会いしませんでした?・・あ!・・HPの名刺をくれた・・みけの・・わくわく・・」
「わあ〜!見て下さったんですか?嬉しいなあ!でも〜すみません〜あちこちで配ってるから・・」
申し訳ないことに・・その時は思い出せなかった。
でも、最初のトイレ休憩に立ち寄った時、ハッキリ思い出した!どのツアーだったかは分からないが、今日と同じように通路側に座っていらして、休憩の時には必ず先に通してくれるのだ、なかなかできない心遣いに感動したものだった。

更に話をすると結構詳しく呼んでいて下さるので、本当に嬉しかった!

9:12 次に立ち寄った「杉の湯」で見つけた「ネジバナ」

余談だが、父が亡くなって農家を続けられなくなり、母は引っ越した。そこでネジバナを見つけ、珍しいからと持ち帰って庭に植えた。私達には珍しかったのだ・・ところが・・これが大繁殖!抜くのが大変だった。細くて可愛いので思っても見なかったのだが・・土地に合ったのか、抜いても・・抜いても・・そして庭のネジバナは絶滅したのだった・・
あんなに早く出発したのに・・スタート地点の行者還トンネル西口に着いたのは10:15くらいだったかな?支度と準備運動をすませて・・やっと・・

10:35 登山開始!
今日の行程は山岳ガイドのヌプリさんに連れてってもらった狼平で分かっているし、バスの中でもらった行程でも分かる・・7時間の予定だ・・50人の団体だから急がないと日が暮れる〜
せめて9時台にスタートしたいな〜・・大阪からは遠いなあ・・運転さえできれば早朝から家を出て、ゆっくり登れるのになあ・・晴れた土日ならブラリと出かけても、今の時期なら寂しくないのになあ〜と思ってしまう。こんな時は、夫婦揃って山歩きされてる方々が羨ましくなる・・牛さん、あと20kg痩せないかなあ?

まあ〜そんな事を考えるのもバスの中までで、スタートしたら景色を楽しむだけだ。

ここから一気に大峯奥駈道まで登る。一応ノンストップだ。









11:32 到着〜!ここで30分の昼食タイム。急登だから時間調整だ。

でも・・またまた望んでもいないブログネタが・・待ちかまえておりました・・

お昼のお弁当付きでしたから・・わくわく・・おお!これは結構うまそう!・・どぉ〜れ!大好きな「ちくわ」から・・ん?・・なんや不思議な香りが・・ニャアは猫なので、まず、ニオイをかぐのです・・変わった味付けなんかな〜?まあ〜ええわ〜腹がへった・・ぱくっ!・・ゲゲゲ!・・ぺっっぺっっぺ!!・・腐ってる・・

今度はダイコンの煮付けを・・ん?・・何や?これ・・蜘蛛の糸か・・?・・くさってるしぃ〜・・卵焼き・・こんなニオイせえへんわ!・・おかずが全滅・・二段になっていたため、ご飯は無事!・・え?・・ニオイで分かりますがな・・う・・せめて塩くらいふっとけや〜・・味がせえへんやん〜・・と、思いつつ・・

よかったぁ〜・・バスの中で大きなおむすび二つ食べてて・・でも〜目の前にいる方は「美味しいわあ」を連発している・・ま・・ええか・・美味しいんなら・・


すると・・横にいた方が・・「これ・・おかしいことないですか?・・」と、言い出した。

周辺の人がざわついて・・結局、三通りの弁当があったようだ。私のように完全に駄目な物。ちくわとダイコンだけオカシイ物。おいしい物・・完全なのは二人だけのようだ。
「まあ〜人によって感じ方は違うから〜私はおいしかったですよ〜」・・ウソだと思ってるみたいだ・・これ、食ってみな〜・・とは言わなかったけどぉ〜更に続けて・・
「特に卵焼きは初めてのお味で、とっても美味しかったですよ!」・・え?・・それって・・もしかして・・?・・ま・・いいか・・美味しかったんだから・・
12:00 登山開始!

ここからは奥駈道なので結構歩きやすい・・駆けれないけど・・









12:46 理源大師の像・聖宝の宿跡・・参考HP・理源大師百貝岳説明百貝岳日記

大峯山中興の祖とされる修験道当山派の開祖・聖宝理源大師(832-909)は、空海の高弟に密教を学ぶとともに山林修行に打ち込みました。
  伝説によると、役行者が没し百数十年を経た頃、阿古滝に大蛇が棲みついたために途絶えていた峯入りを、聖宝理源大師が大蛇を退治して復興したということです。
  その様子は、聖宝理源大師が奈良の先達(修験者の為の山の案内人)箱屋勘兵衛を連れて鳥楢山に登って法螺貝を吹き、大蛇をおびき出してから法力をもって呪縛し、勘兵衛が大鉞(まさかり)をふるって切りつけたと伝えられています。→みけの百貝岳日記
  後に理源大師は宇多天皇の御嶽詣の先達を勤め、京都に醍醐寺を開きました。

え〜・・コピーして貼り付けました・・
ゴメンナサイ!

最後の人を待って、すぐにスタート。待っても5分くらいだろう。
13:03 ここから雲の中に突入!
(ガスというより雲といった感)
おお〜!こういう景色は久しぶりやな〜!
感動や〜!

この辺りから下山の方々とすれ違い始め、
ペースダウンである。
たいがいは譲ってくれるが50人いるので
甘えてばかりはいられない。

頂上近くなったら雲の上に出るだろうことを想像してわくわくし始める。
13:38 弥山到着〜!ほぉ〜らね!雲の上に出たでしょ!

天川辨財天様の奥の院へお詣りし、弥山小屋(トイレを増設中)で集合。
弥山小屋のトイレを借りる方もあり、割と休憩時間をとる。
私も非常食で栄養補給・・が・・ど〜も・・物足りない・・
14:00 いざ!八経ケ岳へ!オオヤマレンゲやぁ〜い!

去年は狼平〜八経ケ岳〜弥山・・と・・逆コースだった。もっとも、今日は折り返してくるけど・・
14:08 最初のゲート。

オオヤマレンゲは鹿の食害で全滅寸前だったそうだ。ゲートを作って動物が入れないようにして保護し、やっと復活したのだそうだ。ゲートは二カ所ある。必ず締めて進むように!
入ればいきなりオオヤマレンゲだあ!・・ん・・?・・つぼみが・・堅ぁ〜いっ!!
堅すぎないか・・?・・だめじゃん!早かったじゃん!

・・これはまだ膨らんでいる方で・・もっともっと堅かった・・残念・・
途中からは素晴らしい眺めで、弥山小屋も、ちっちゃく可愛く、平坦な山の上にチョコンと乗っかっていた・・写真は写しにくかったので・・残念・・一枚写したんだけど・・ピンボケだったしぃ〜・・
14:23 八経ケ岳〜!到着〜!

おお〜!見晴らし最高!曇っているが十分!!

あのポコンと飛び出しているのは・・?
あっりは?・・と興奮する!!


おお〜〜!ちょうど雲が晴れて弥山小屋がチョコンと!!
わかるかな〜?〜見えるかな〜?

皆の写真撮影が終わったところで・・ひがえりではゆっくりできない、このコース・・もう下りないと・・

で!ツアーの記念撮影だって!・・「あの〜若い人が前に来て〜!」・・と、笑いをさそう添乗員さん。さすが!・・じゃあ!〜若いニャアが前にいかニャいと〜〜!
でも狭い頂上で50人・・後ろの方の見晴らしの良い場所を陣取っていたので、とても入らない・・というか・・人の壁で・・すでに一枚目が写されちゃった・・
「もう一枚写しますよ〜!」
  閃いたっ!!・・ストックを上へ振り上げたっ!!・・タオルでも巻き付けたかったが時間がなかったのでストックだけ突き上げたのだ!・・せめて・・おまえだけでも写れよっ!!
隣の席の方がそれを見て笑った!「いいアイディアやわ〜!帽子を乗せたらよかったのに〜!」

来年のパンフレットに使うそうだが・・きっと・・一枚目を使うだろうなあ・・万が一!・・八経ケ岳の頂上の集合写真で、後ろからストックが突き出ていたら・・ニャアだかんね!見つけたらメールか掲示板で教えてニャ!

15:00 弥山到着〜!・・思ったより頂上でゆっくりしていたらしい。

トイレに行く人もいるので少し休憩。

少しすると・・団体が帰り始める。うちのツアーかと思ったが、何となく雰囲気が違う。

その中の一人が
「あの〜こんな事聞いたら悪いかもしれないけど・・日帰りのツアーでしょ?」
「はい〜」
「どこのツアー?」
「アリガトウツアーですよ〜」
「・・で?・・いくら?」
「え〜と・・確か7300円」
「弁当付?」
「はい〜!」・・腐敗付きだとは言えなかった・・旅行会社が腐らせたんじゃあないもんね・・
「風呂は?」
「今日は遅くなるし、ついてないです」
「そうやろうなあ」

そうこうしていたら、こっちも出発!・・が・・ここでまた・・トラブル発生!・・大笑いの・・ね!


リーダーが出発の合図とともに・・
「人数確認のため、番号を言っていって下さい!」・・これが大問題に発展する!
・・ニャアは思ったんだ・・狭いところで一人ずつ通して添乗員が数えた方がええのになあ・・



「1」・・「2」・・「3」・・と・・元気よく声をあげ、順番に・・「10」・・そろそろニャアかな?・・
「11」・・「12」・・あれ?向こうへ行っちゃった・・すると・・あっというまに後ろの方で「17!」・・

つまり・・ごった返した中で素早い一部だけがどんどん先に番号を名乗って他の人が言えなくなってしまったのだ!・・ということは・・出発できないって事で・・後ろの方にいる人達が行かないと我々、先頭にいる人でさえ止まっていないとダメないわけで・・
怒った人達が騒ぎ出す・・もう番号なんか分からない・・やっぱりなあ〜!こうなると思ったよ〜

え?ニャアも騒いだだろうって?・・いいや〜なんで騒ぐ必要があるのだ〜?
簡単じゃん!歩き出しただけさ〜!もう人数なんて数えられないって!適当に入って出発さ!当然!

すると・・敵も然る者で・・後ろから番号が伝わってきた!
・・「36」・・って真後ろで聞こえたので振り向くと・・「私が35.あなたが36」と教えてくれた・・
前の人に言おうと思ったら・・少し前に進んでる!追いかけて「私が36。あなたは37」と伝える。
・・こんなんで分かるのか?・・

案の定!今度は前から番号が伝わってきた!・・「15」・・だったっけ?

するとまた後ろから・・ニャアは同じく36だ・・ん?・・15と36?・・今日は正確に言えば51人
前から数えて15番目。後ろから数えて36番目?・・おかしくないぃぃ〜?・・


後ろから添乗員が走ってきた!・・おお〜!また合わないんやな・・さっきの違うグループについて行ったんとちゃうやろな?・・ざわついてきた・・
リーダーが前から数えながらやってきた・・立ち止まったんでは遅くなるので、先頭になった人に進むように指示したみたいだ。

・・そのうち・・「止まれ〜〜!」・・と・・指令が伝達されてきた!・・
「止まれ〜!」「止まれやって〜!」「止まれやって〜」「止まらなアカンで〜」・・・返事が返ってこない・・
更に指令が・・「止まれ〜〜!」「止まれ〜〜!「止まれ〜〜!」・・・・・相変わらず返事はない・・

三度目の指令・・というより・・怒鳴り声が!・・「止まれいうてるやろ〜!」・・
「止まらなアカンやろ!」・・「止まれいうてるのが聞こえんのか〜!?」・・キツイままの伝達だ
やっと返事が返ってきた・・「止まってる!」

「止まってるんやって!」・・「止まってるんやって!」・・「止まってるらしいで」・・次第に消え入る・・

どうやら後ろのリーダーまで伝わらないらしい・・走り降りながら・・
「全員!そこで動くな!一歩も動くな!」
・・・・・ははははは!・・おもろい〜〜〜!

ほぼ全員・・いっぺんに静止!・・ははははは!・・みものやな〜!

「全員動いたらアカンいうてるで〜!」・・「全員そのまま動いたらあかんで〜・・
先頭が負けずに怒鳴り返す!
「止まってるやろ!動いてへんわ!10分も止まったままやで!」・・そんなわけあらへんやろ〜笑!

リーダーが・・ハアハアいいながら・・戻ってきた。
「一人足らないんで名前を呼びます」・・え?・・こんな所で?・・理源大師の像・聖宝の宿跡で集まった方が早いと思うけどなあ・・ここからやったら近いんやし〜と、思うが・・
「モリモリさ〜〜ん!」「へ〜い!」・・「がっちぃさん〜!」「はぁ〜い」・・・・・始まった・・
「クロさ〜ん!」・・・・「クロさんいますか〜?」・・「クロさんいますか?」・・この伝達は難しいだろうなあ

ついに・・名乗りを上げる人はいなかった・・大騒ぎだ!・・

リーダーは、やっと無謀なことに気が付いたのか・・聖宝の宿跡まで進むことに・・


15:56 やっと憑いた・・着いた・・聖宝の宿跡

ここで全員?揃うのを待って人数確認・・二度確認・・「います〜!合ってます〜!」

「え?じゃあ、クロさん、おったん?」「クロさんって誰?」・・誰も手を挙げない・・「・・クロさん〜?」
だめだ・・三度目の確認・・「・・います・・います・・人数は揃ってます・・」
「え?クロさんいるの〜?」・・しいぃぃぃぃ〜〜〜〜ん〜〜〜
「もうええやん!51人おるんならそんでええわ!」
「でも・・ひょっとして・・こっちの人が別のグループについていって・・別のグループの人が・・こっちにきて・・そんでちょうど揃ってるんじゃあないんやろな〜?」
「・・え〜!みなさん〜!アリガトウツアーですよね?別のツアーとかじゃあないですよね?」

とうとう「クロさん」は分からないままだが出発!
・・もう日が暮れるで〜・・ニャアはライト持ってきたからええけど・・

16:45 西口への分岐点に到着・・5分ほど休憩して最後の急な下りに・・

・・出発で・・また数えてる・・大丈夫かなあ〜・・もう知らんで〜

この下りが大変なんだ・・そらもう大変・・急やし足場は悪いし・・でもまあ・・大雲取りより楽だから・・

17:31 西口到着〜〜!

リーダーが体をほぐすように指示する中をさっさとバスに乗り込んで着替えを済ませる。今日はお風呂がついていないので思い切って着替える。ニャアは上だけだが、中には下まで着替えた方が・・すごい!ニャアはまだまだだなあ・・

全員が下ってきて帰路についたのは18:00だった。

途中、杉の湯でトイレ休憩したとき、お弁当が腐っていたのを添乗員さんにチクる。チクチクとチクる・・今後こんなことのないように・・祈るばかりだ・・

家に着いたら22:15くらいかな?・・早速びいるを飲んで・・お風呂に入る・・出てきて2本目を開ける・・録画を頼んでおいた大河ドラマを見ながら・・はあ〜今日も楽しい一日だった!極楽!極楽!
明日はパート頑張ろうっと!


次の日のパート・・塾の清掃・・太股の筋肉痛で・・こら・・最後の下りだな・・ヘ〜コラヘ〜コラ・・・
梅雨でゴロゴロしていたせいで木曜まで引きずってしまったとさ・・めでたし?めでたし?・・


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